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2013年 10月 12日
使えるサイト:http://www.muze.gov.tr/aspendos-en
有名な観光地らしく,大型バスがじゃんじゃん乗り付けている. HPより:http://www.jp-tr.com/icerik/travel/antalya/ant_oren.html 世界でも保存状態が最も良いと言われる古代劇場があります。西暦2世紀後半頃(ローマ皇帝マルクス アウレリウス(Marcus Aurelius)皇帝時代)に作られた15,000席ある劇場では、毎夏、アスペンドス国際オペラバレエフェスティバルが開催される他、各種のイベントが開催されています。 アスペンドスの街はヒッタイト人達により作られましたが、その後紀元前333年にアレキサンダー大王が治め、しばらくしてローマ人により多くの建造物が建てられ、西暦13世紀頃にはセルジュク人達はここをキャラバンサライ(隊商宿)として使用していました。アスペンドスの古代都市に隣接し、アナトリア(小アジア)で最も大きいといわれる15kmの水道橋も残されています。 写真撮影のために,こんな格好をした方も. 団体客がいなくなった瞬間の軌跡の一枚. (クリック拡大) 上の右側は...(クリック拡大) 当然,音響の実験をしてみた. 全然聞こえない.... 大声を張り上げるほどに声を上げて,やっとこさ聞こえるか,聞こえないか. あれれ・・・・ その他の遺跡がすっごくよく聞こえたし,アスペンドスは有名だし,現在も使われているということで,期待をマックスにまで上げていたので,がっかり. 人が沢山いたとかいう理由だけじゃないと思うなぁ.... だって,だからと言って,周りがうるさかった訳ではないもの. という訳で,今までの中で一番聞こえなかった劇場でした. 保存状態がいいことは確かでしょうけれど. 正面の裏側. ここで,超遅めのランチ.入り口に一つ小さなお店があって,飲み物とか売ってたけれど,基本,何にもないという表現がふさわしい. ランチ持参で良かったです(というか,そういう指示を受けていた.何もないから用意して持って行った方が良い,と) もしもの体調不良のために用意していた野菜ジュースを消費. 入り口近くのベンチにて. アスペンドスって劇場だけ? と言いながらキョロキョロすると,入り口の右側に何やら奥に行けるような場所を発見(もしかしてココって入れるの?みたいな). 時間に余裕もあるし,行ってみると大正解! アスペンドスの価値は劇場にあらず! (いや,たぶん,劇場なんだけれど,私たち的には,奥の方が断然よかった.) こんなところに来るのは,個人観光客のみ(時間ないし). 小高い丘の上に出て,見晴らしがいい~. 奥にまで来た人も,ここまで上ってる人はいなかった(笑 でも,この景色よ!! きっとこんな景色があるに違いないとパンフレットから判断して,頑張った甲斐あり!! (クリック拡大) もう一度,アスペンドスは劇場のみにあらず.向こうにまだ何かある! 行くべし!!! この時点ですでに,約束した集合時間だけど(汗 たぶん,運転手さんは劇場だけを見る+ランチなら1時間でOKという計算だったんだろうなぁ~. が,あそこを見ずして,帰れない! (奥に入る前に,遠くにいた運転手さんに「あっち見てくる~」的なジェスチャーは送ったので遅くなると分かってくださっているでしょう~.遅れても全然OKだよと言われているし,いいのだ) 独り占め状態. 歴史から取り残された場所. トルコって,もっとモスクとイスラム教に彩られたイメージがあったんだけれど,それはイスタンブールのイメージだったのかなぁ. どちらかというと,限りなくギリシャに近い. 密かに擬態してます? アスペンドスに来るなら,ここを見るべし. 劇場でがっかりしただけに,奥に来てからの感動が半端なかった. 帰り,運転手さんのどビックリおもてなしを受けた(笑 これってありですかー. けっして公にできないおもてなしです(滝汗 よく見かけたザクロは今が旬のようで,あちこちに鈴鳴り. 私が窓からもパシャパシャとあちらこちらを写すと理解したらしい運転手さんは, 「photo?」 と聞きながら,よさげなポイントではよく止まってくださいました. ありがたや. ファセリス,ペルゲ,アスペンドスと同じような遺跡を短期間にいろいろ見て回ってるんだけれど, 全然飽きない. 同じようで,全然違う. なんだか空気感というか,感覚が違うのだ.
by theway_Iam
| 2013-10-12 15:30
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