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2003年 03月 11日
意外だったのは、車の多さ。
どうしてこんなに車があるのか? どうして車が買えるのか? 走っている車は、TOYOTA。 バスは KINTETSU KANKO。 日本車の山だった。 中古でも、それなりに高いと思うのだが。。。。 ステータスの象徴、富の象徴ともなった車。 その最たるものが日本車。 今、開発途上国は、3Cの一つ、carを追い求める。 そもそも信号が少なく、数少ない信号も機能していない。 曲がり角なんて、どの車がどこに行くのか分かったものじゃない。 クラクションが一日中鳴り響いている。 鳴らしたところで現状が改善するとは思えないが、とにかく、鳴らすのだ。 車、車、車。 止まっていて動かないから、煙がもくもく。 空を覆い尽くす。 もくもく。 灰色に。 途上国になればなるほど、貧富の差が激しい。 アスファルトの道路をつくれば、車が走る。 資本のみが整い、個人の生活とのギャップが広がる。 アンバランスな発展。 低所得者は、車を手に入れることが出来ない。 物乞いが車に触れるのは、窓を叩く時。 窓に額をくっつけて、中をうかがい、品定め。 金持ちそうか、お金をくれそうか。 車に乗れない人たちは、「リキシャ」というものに乗る。そう、名の通り「人力車」。 でも、歩いて引っ張るわけではなくて、自転車に乗って引っ張る。 能率がいいなと思う。 速いし、負担も少ないだろう。 数キロ20円。 立派な交通手段だ。 自動車とともに、道路を埋め尽くす。 インフォーマルセクターと言われる彼らは、1日200円くらいで生活する。 リキシャ運転手の80%は、自営業。 どこにも届け出ない。 政府の管理から外れている。 車に追われてリキシャ運転手の彼らの仕事は、減るだろうか? 車なんて、リキシャに乗る人々には関係ないから、お客さんが減ることはないのだろうか? 人口が増えれば、移動も増える。 彼らの仕事は、とりあえずは、なくなりそうにない。 でも彼らは、英語をほとんどしゃべれないので、利用するのが難しい。 場所を伝えることができないし、値段の交渉もできない。 最終日、現地ガイドさんに助けてもらって、乗ることになった。 その辺にたむろしていたリキシャ運転手を集めて、12台が勢ぞろい。 それぞれに交渉してみた。 まったく通じない。 こうなると、お金を見せて首を縦に振るか、横に振るかの世界だ。 30代後半と思われる運転手から、10代までさまざま。 私は、柔和な顔した10代と思われる運転手さんのリキシャに乗った。 明治時代のハイカラさんになった気分?? 隣のリキシャでは、値段交渉がうまくできず、英語でまくしたてられて、 15歳位の少年が俯いて泣き出してしまった。 言ってたことは「Do you know this hotel? 10 taka OK?」だけだったんだが。。。。 こんなことで、お客さんを取れるのかと、いらぬ心配をしてしまう。 外国人だし、ぼったくってやれ、位のたくましさがないと、、、。 外国人なんて、金持ちだ。 ぼったくってやればいいのだ。 私達の生活は、あなた達からの搾取の上に成り立っている。 "ぼったくり"という手段が良いとは、けして言わないけれど、 どこかで辻褄を合わさなければ。。。多少のばったくりでは、収支は合わない。 (あー、でも、貴重品の入ったポシェット盗むのはやめてね♪ 同行者で、いきなりロストバゲッジにあった人もいた。これはちょっと痛かったなぁ。。。) しかし、この状態も、ホテルの近くでは感じられない。外国人が止まるホテルは、高級住宅街の中にある。 住宅街の入り口には Safety Zone と書かれている。リキシャお断りの看板もある。 厳重な入り口には警備員さんがあちらこちらに立っている。 ガレージがあるマンションも多い。 分断された区画。 近くには、外国大使館も多い。 アメリカ大使館は、そりゃー立派な建物だ。 同じ空気が流れ、同じ空が見えて、同じ道路続きなのだが、そこは異空間。
by theway_Iam
| 2003-03-11 03:11
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