「京都に住んでるの? じゃあ,河井寛次郎記念館って行ったことある?」
「・・・・・ない・・・・・・・」
なんども繰り返された会話. 京都人のもぐり,ちょこっと脱出.
行きましたとも! 河井寛次郎記念館!!
今度から胸を張って答えよう. 「行ったことあるよ,もちろん!」
「一度は行ってみる価値あるよっ!」 これまた,行ってきた人からはよく聞いていたセリフ.
900円という強気なお値段に納得した.
陶工・河井寬次郎の住まい兼仕事場。
昔のすまいなので,寒そうで暑そうで(笑
でも,どうしてだろう,なぜかホッとする.
流れている時間がゆっくりなのだ.
残念ながら,陶芸作品は,まだ好きかなぁというデザインがあったけれど,その他の作品には心動かされるものはなし.
でも,書というか,詩(ことば)は好き.
感性と価値観が素敵ね.
窓からは童地蔵のようなものが見えた.
お家の奥にこんな窯があるなんてっ!!!!! ええっ!! 住宅地ですけどっ.
わー,すごいー. 窯の中も見れた. ここで作ってたんだねぇ. モクモクだっただろうねぇ(^^;
藤がきれいでした.
寛次郎の言葉
「驚いている自分に驚いている自分」
何かに出会ったとき,自分が何を感じるか
それは,予測不可能で
そして,どう行動するか
それは,もっと予測不可能で
自分も知らない自分
新たな自分を知る